木場潟の湖岸修復工事
木場潟は昔からの自然がほぼそのままの姿で残されていて、周囲の田園風景ともよくマッチした水郷公園となっている。潟の湖岸はコンクリートで固めてしまわれることはなく、自然な状態のところが多く湿地帯などの緩衝地帯も残っていて自然の葦などが生えていたりする。どうしても人工物で護岸が必要な所だけは鉄板や砕石ブロックなどが設置されている。
でも昨年の10月後半の台風21号の暴風雨では、木場潟の湖岸が何カ所も波で浸食されてしまった。コンクリートでなく自然に近い状態の湖岸なのでやむをえないのだろう。その後半年以上も本格的な修復がされずにいたが、新年度になって予算が付いたのか5月にようやく修復工事が始まった。5月中は周回路のあっちこっちで工事車両や重機が入って修復工事が行われていた。通路規制などもあったが、最近は工事が終わってようやく平時に戻ったようだ。
写真左は浸食された湖岸に金網に砕石を詰めたブロックを並べて設置されたところ。
写真右は以前大雨で湖面の水が溢れないように設置され土塁が、波で削られてしまったので修復されたところ。
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もう6月も1週間が過ぎて草木の緑も一段と濃くなってきた。太平洋側の各地では梅雨入りとなっているようだが、当地ももうしばらくで梅雨入りとなるようで木場潟も6月の花が咲いている。
周回路沿いではヤマボウシが満開で木に雪が積もったようになっている。ハコネウツギは同じ木に白い花と赤い花が咲いている。
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いたるところで外来のタンポポが地面を黄色くするくらいにたくさん咲いている。葦原の中の木道の手すりにアオサギが止まっていた。なんだか舞台役者が見えを切っているようだ。
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