朝顔のグリーンカーテン
グリーンカーテン仕立の朝顔は窓に張ったネットに蔓を巻き付けて順調に成長し、ピンク色の苗以外はほとんどの蔓がネットの上端まで達しなんとかグリーンカーテンの体をなしてきた。上端に達した蔓のうち、数の多い紺色の花のものは切り取っているが、その他の色の蔓は方向転換して横糸に這わせ横行するように誘引している。
今年の朝顔は咲き始めからほとんどの花が紺色ばかりで、他の色は1割くらいしか咲いていなかったが、最近ようやく赤色や紫色や青色などが咲くようになって賑やかになってきた。
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紺色の朝顔は一昨年に初めて買ってきた種を蒔いたのだが、たった2年でどうしてここまで数が増えてしまったのか不思議だ。とにかく成長が早く、早く花を付け、花をたくさん咲かせ、種も良くできる。朝顔としては非常に育てやすい品種だが、その分他の品種は隅に追いやられている。今年の種採取の際はよほど気を付けないと採取した種の9割が紺色という事態になりかねない。
左は紺色の花。圧倒的に花数が多い。花の後種ごと摘んでしまって種を作らせないようにする必要がある。右は紫色の花。今年は数が少ない。
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左は曜白でない紫色の大輪種。今年は全体で1株しかないかもしれない。うまく種が採取できると良いのだが。右は江戸紫という品種。白地に紫色の筋入りでなかなか粋な感じだ。
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左は曜白の赤色種。数少ない赤色の花の株の蔓に咲いている。右は曜白でない赤色の大輪。
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左は青色。これも全体で2株くらいしか確認できていない。これもうまく種が採取できるとよいのだが。右は赤色と紺色のツーショット。
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行灯仕立ての方も少し花を付けているが、葉ばかり茂っていて花が少ない。しかも咲いているのは紺色ばかり。
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種の採取の時に花色別に種を採取できるように、今は毎朝新しく咲いた花の色をシールに書いて蔓に貼りつけている。