小松市布橋の水芭蕉と正連寺のカタクリ/2019
毎年桜が咲く時期になると小松市布橋町の水芭蕉が白い花を咲かせる。花と言っても正しくは仏炎苞(ぶつえんほう)といい苞と呼ばれるもので、中央にある棒状のものが本当の花だ。
今年も十二ヶ滝の桜見に行った時に少し足を伸ばして水芭蕉の群生地まで行ってみた。湿地帯の水の流れている場所やそれ以外の場所にも緑色の葉と白い仏炎苞がいくつも顔を出していた。まだ仏炎苞の方が葉よりも背が高いが、これからは葉がどんどん大きくなるのでその内大きくなった葉にン暮れてしまうだろう。
電気柵の効果があるのか猪に荒らされた様子はないようだ。
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水芭蕉と同じ頃にカタクリの花も咲き始める。小松市の正連寺町地内の丘陵の山すそにはカタクリの群生地がある。4年ほど前に知って以後毎年訪れている。カタクリの花は春の妖精と言われることもあり、雑木林の根元で可憐な紫色の花を咲かせる。
見ているとフィギュアスケートの選手の様にも見えてくる。咲き始めて2週間くらいで枯れてしまうそうだ。
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