射干(シャガ)の群生
シャガの群生地に行ってみた。シャガは普段平地ではそれほど見かけない植物だが、山や森ではよく自生している植物だ。数年前に小松市の遊泉寺銅山跡を見に行った時にシャガが群生しているのに出会った。
遊泉寺銅山は江戸時代から銅山があったが、明治の頃に近代的経営により一時期は周辺には家族も含め多くの人が住んで繁栄していたそうだ。今は鉱山も製錬炉も居住地も森に飲み込まれている。周辺は駐車場や遊歩道が整備されていて地元の人によって植えられたシャガが群生している。
今年もそろそろだろうと行ってみたらちょうど真っ盛りに咲いていた。杉木立の下草のように群生している。地下茎で増えて群生地を作るようだ。
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シャガはアヤメと近縁の植物で花もアヤメによく似ている。シャガの写真を初めて見た時は、アヤメと同じくらいの大きさだと思っていたが、実物を見ると花の大きさはずっと小さくて半分くらいのサイズだ。群生しているのを遠くから見ると白い花に見えるが近づいてよく見ると青色や黄色の模様が入っていてきれいな花だ。
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これは、大規模の群落ですね
シャガ 咲いているときれいなので、山でとってきて、畑の隅に植えたら
草のように強い
地下茎で、どんどん増えていく
じゃまなくらい増えるので、今では引き抜いています
投稿: uegahara | 2019年5月 3日 (金) 18時12分
シャガは雑草以上の繁殖力のようですね。
地下茎で増殖するようです。
山や森で下草のように広がって白い花を咲かせているのはきれいですが、
庭や畑に植えて増え過ぎられるのも困ってしまいますね。
投稿: いちろ | 2019年5月 4日 (土) 09時19分