神社のロウバイ
地元の神社の氏子総代をしていたころ、境内清掃や立ち木の剪定などの作業の中で境内にロウバイの木を植えた。その頃は境内の古くからのソメイヨシノが次々と枯死するので新しい桜の苗木を何本も植えていたが、ある時ロウバイの苗木を1本だけ植えることになった。冬場に花がないので試しに植えて見ようかくらいのノリだった。
でも土が悪いのか肥料が悪いのかなかなかうまく育たず、1年経った頃には枯死寸前の状態までに弱っていてもうだめかなと思ったが、次の年には何とか持ち直して花が3つ咲いた。その後は何とか根が張り始めたのか夏場にはたくさんの葉が繁るようになり、冬には黄色い花がいくつも咲くようになった。
1月の下旬に今年は暖冬なのでそろそろ咲いているかもしれないと思い神社へ見に行ったが、ツボミも全然膨らんでいなかった。先日建国記念日の日神社で建国祭の式典があり神社へ行く機会があったのでロウバイを見に行ったら、まだ蕾の方が多いが黄色いロウバイの花が10輪ほど咲いていた。
もう6年前のことで数人の仲間と植えたのだが、自分が手掛けた木が枯死の危機を乗り越えて立派に花が咲くようになったのを見るのはうれしいものだ。今は氏子総代もやめたので神社へ行く機会も減ったが、たまに神社に立ち寄ってみるのもいいものだ。
« マウスでスマホ操作 | トップページ | 小松天満宮の梅/2020 »
「花探訪」カテゴリの記事
- 金沢南運動公園の薔薇(2023.05.24)
- 藤の花がほぼ満開(2023.05.09)
- 木場潟はフジとツツジの季節(2023.04.29)
- なかうみの里の芝桜(2023.04.19)
- ハナミズキ(2023.04.17)
コメント