家事の取説作り
妻が1週間弱入院することになった。以前から病院で右手親指の母指CM関節症と診断されていて、関節が痛くなると病院でヒアルロン酸を関節に注射してもらっていたが、効き目があまり長続きしなくなり手術をしてもらうことになった。変形した関節の骨を隣の骨とビスで固定したり足の骨を移植したりして固定する手術なので、手術の入院は1週間くらいだが、3ヶ月間くらいは関節を固定して右手が自由に使えなくなるようだ。
日常の生活や家事にも支障が出るのでなかなか手術の決断が出来なかったのだが、いざ手術するとなれば、最低入院中は私が家事を肩代わりする必要があるし、退院後も手を使うような仕事はしばらくは代りにしなければならないようだ。
以前妻が別の病気で入院した時は、家電の使い方や炊事洗濯などを教わって取説を作り何とかこなしたが、今回はその頃のことは全部忘れてしまっているし、家電なども入れ替えているので新しく取説を作る必要が出てきた。
炊飯器については、説明だけ聞いていてもわかりにくいが、取説を自分で作ってみるとなんとか理解できる。コメの量に応じた水の量や、炊き上がり時間を指定した予約方法がポイントのようだ。
洗濯機は難しい。前の入院の時は縦型で上から洗濯物投入だったが、今はドラム式になって横から入れるようになった。最近の洗濯機は自動化が進んでいるので慣れれば便利だが、設定を間違えたりするととんでもないことになりそうだ。洗剤や漂白剤や柔軟剤の使い方もあり、通常の洗濯と汚れが強いものの洗剤は別の物を使うようだ。
そのほかにも風呂の沸かし方や乾燥器の使い方など説明をしてもらったが、そっちは取説がなくても大丈夫かな。
一番心配なのは食事の用意だ。献立などとんと見当もつかないので、レトルト食品や冷凍食品を買い込んでもらって日毎にどれを使うか紙に書いてもらうことにした。
それにしても1週間妻がいないくらいで大騒ぎしているが、普段妻任せでいかに家事をしていないかということだな。