陶板の絵付け
以前から工事中だった市内を東西に縦貫する道路が今年完成することになった。車道と歩道を区切る境界はガードレールではなくボラードと言われる石柱の様なものを数メートルおきに設置してある。このボラードの上面部分に絵を描いた陶板を金具で取り付けたらというアイデア出た。地元の町は九谷焼の産地でもあり地元活性化の活動のなかから出てきたアイデアだ。
そこで試験的に何枚かを取り付けて見ようということで、絵を描いてみないかとお誘いがかかったような次第だ。水彩画は描いているが陶器に絵を描いたことはないので全く勝手が分からないが、陶板は9センチ×9センチと小さいものなので風景画は無理なようだ。絵の具は洋絵具を使うようで描く時の色と焼き上がりの色はだいたい同じ色になるらしい。
サイズ的にはカット絵のようなものが良さそうなのでいろいろ考えた末、木場潟でよく見かけたマガモのつがいを描くことにした。マガモのオスは首が緑色をしていてきれいなのでタ題材としてはいい感じだ。写真を見て下書きをして当日持参した。当日は市の焼き物の施設が会場となっていて、依頼を受けた数名が来て思い思いに準備された絵の具を使って絵付けをしていた。
私は準備していったマガモの下絵をカーボン紙で陶板に転写し彩色したが、絵の具を混ぜると全然別の色になるとか言われ思った色が出せなかった。それでも何とか描き上げて裏に名前を書いて絵付け完了品の箱に入れて帰ってきた。この後窯で焼き上げるので仕上がりが楽しみだ。
最終的にはどこかのボラードに取り付けられるのだろう。
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陶板の上に 青首鴨が書かれたのが おいてありますが 書かれたものでしょうか
奇麗に書かれていますね
自分が いなくなっても 残りそうなものなので いいことだと思います
投稿: uegahara | 2020年3月21日 (土) 16時20分
陶板のアオクビは私が書いたものです。写真はまだ描きさしで完成していないものです。
オスの方は緑色と黒色が主なので描けましたが、メスの方は色合いが地味なので
似たようで違う色の塗り分けが難しかったですね。
絵を描いた陶板はずっと残りますが、設置は1年間の期間限定なので1年後には
取り外されることになります。
来年からは小学校の卒業生の作品が取り付けられるようで1年ごとに交換となるようです。
投稿: いちろ | 2020年3月22日 (日) 19時47分