カタクリと水芭蕉
地元の桜の名所を巡っていると近くに別の花の群生地があったりしてちょうど花が咲いていることがよくある。今年は桜の開花は例年より1週間くらい早かったが、別の花もそれぞれ開花が早まっていて桜の開花とうまくタイミングが合っている。
今年も桜巡りの途中で水芭蕉、カタクリ、ハクモクレン、シモクレン、ハナモモ、アンズなどの花と出会ったが、群生地を作って咲いていた水芭蕉とカタクリを今回記事にすることにした。
水芭蕉は小松市布橋町地内の山間部に群生地があり20年以上前から毎年桜巡りの途中で立ち寄っている。以前はもっと株の数があったように思うが、イノシシの生息域の北上で野菜などを荒らすようになり、水芭蕉の球根も牙で掘り起こされて食べられ一時は絶滅状態になったが、何年か前に電気柵を設置して群生地を囲むようにしてからは少しずつ水芭蕉の数も復活しているようだ。
小松市の正連寺町地内にはカタクリの群生地がある。もともと片栗粉の語源になったくらいで昔は鱗茎からデンプンを取っていたのであっちこっちで見かけた植物なのだろうが今は群生地以外ではあまり見かけない。白山市の樹木公園では数は多くはないが咲いていた。
春の妖精と言われるくらいで鮮やかな紫色と花びらがクルンと反り返った可憐な様子から妖精に例えられたのだろう。春の早い時期に枯草の中から緑色の葉と鮮やかな紫色の花が出てくると注目度は高いだろう。
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