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2020年5月17日 (日)

射干(シャガ)

先日、そろそろ射干(シャガ)が咲いている頃だと思い小松市の遊泉寺銅山跡に行ってきた。大きな道路から右折して銅山跡に入っていく道路は昨年は砂利道だったが今年はきれいに舗装されていた。駐車場の目の前には真新しい建物が立てられていた。正面に回り込んでのぞいて見たが休館中の貼り紙があった。小松市の施設のようだ。

シャガはどうかなと見回してみると、駐車場から山の方に向かって木立の足元を覆うようにずっとシャガが咲いている。花はアヤメ類によく似ているが花のサイズや草丈などは半分くらいの大きさだ。日陰を好むようで日の当たる場所より日陰になる木立の根元に繁茂している。花は水色や青色に黄色が入ってなかなかきれいだがかなり繁殖力は強そうで、庭に植えたら大変なことになりそうだ。
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銅山跡なので苔むした精錬用の炉がぽつんと1つあり真吹炉と木札が立てられていた。小松市でも産業遺産として周辺を整備して地域の活性化を図ろうとしているようだ。
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かっては銅山として繁栄した場所だが、今は当時の施設なども緑の中に埋もれてしまっているようだ。山の斜面を見上げるとヤマフジやタニウツギが咲いていて、クロアゲハが1匹ヤブツバキの蜜を吸おうとしていた。

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花探訪」カテゴリの記事

コメント

この 銅山 水晶を拾いに行きたかったんですが、小松市は 全面採集禁止になってしまい残念です

シャガは本当に強いです
20年ほど前 山で見つけて 庭に少し植えたのですが
今では 全面に広がってしまい、抜いても抜ききれない状態になってしまいました

咲いているものを眺めるのが 無難ですね

鉱石の採集を趣味にしている人って数が多いんですかね。
小松市は鉱山跡周辺を歴史的遺構の学びの場として整備する構想があるようで、
遺構を整備保存していく方向なので採集禁止なのかもしれませんね。

射干は雑草に近い繁殖力ですね。見ている分にはいいけれど、
間違っても庭に植えるものではないようですね。

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