ご近所散歩2
前回に続き今回もご近所散歩で拾った季節の景色。田んぼ道を歩いていると隣町の神社が見える。夏にはこんもりとした杜になるが、今は落葉樹はまだ新緑が出始めたばかりでシースルー感が新鮮だ。民家のノムラカエデも新葉が出ているが、こちらの新葉は赤色なので新緑とは言えないが若い葉が太陽を通して明るくてきれいだ。
空き地にはツルニチニチソウやムスカリが青紫色の花を咲かせている。
よその空き地で見つけたこの花は花弁の中央に黄色の線があるのでハナショウブかなと思ったが、ハナショウブの花期は6月なので1ヶ月早い。何だろうと調べて見たら4~5月頃に咲くダッチアイリスのようだ。それなら花弁の黄色の線も花期も符合する。
周辺の田んぼは代掻きも済み水が張られているが鴨が1つがい泥の中にくちばしを入れてエサを探している。
少し足を伸ばして家から遠くまで来たら、レンゲ畑を見つけた。毎年この周辺の田んぼは場所を少しずつ変えてレンゲなどが植えられている。近くには真っ赤な花穂のクレムリンクローバーやうす紫色のハゼリソウが植えられた田んぼもあり、一面がピンクや赤色やうす紫色で覆われていてとてもきれいだった。この草は最終的に土に鋤きこまれ田んぼの肥料になるが景観保全の役目も担っている。今の時期にこれらの花が咲いている田んぼは、今年は稲でなくて別の作物が作付けされることになるのだろう。
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