数か月前から家の一階廊下のフローリングの一箇所が踏むとグニャっと1ミリくらい沈み込むようになった。下の写真の緑色の×印をつけた部分だが、家族全員が毎日何度となく通る場所なのでブヨブヨしているのは気味が悪い。場所はリビングの出口近くで、リビングから風呂、トイレ、2階、仏間へ行く時は必ず通る通行量の多い交差点だ。

原因はフローリングの板の劣化だと思うが、他にも床下の湿気が高くなっているとか、白アリの発生も考えられる。5~6年前にトイレの床下で白アリが発生して駆除業者に薬剤を散布してもらったことがあり再発かもしれないと不安になる。そこで意を決して縁の下に入り、点検と床の修理をしてみることにした。以前白アリ駆除した時に業者が和室の床に侵入口を作ってあったのでそこから入ることにした。
上敷き、畳床板を剥がしたところ。

汚れ作業用の服装に着替えて懐中電灯とデジカメを持って侵入口から床下に入ったが、それほど湿気はないようで砂もサラッとしているし白アリの形跡もない。問題のフローリングの真下に来てみるとこの部分だけ断熱材が張られていなくてフローリング板の裏側が直接見える。我が家は構造用の合板が張られず直接フローリングが張られているようだ。根太は30センチ間隔に入っているが根太と根太の間の支えのない部分がブヨブヨしている。そこで問題個所の中間に根太を一本追加することにし、近くのホームセンターで角材を購入し必要な加工をし中間にはめてみた。高さを調整していたら何とかブヨブヨ感はなくなったようだ。
修理前の写真。修理後の写真は撮り忘れた。

ついでに以前白アリ駆除をしたトイレの床下を点検したが、通気を確保するためにコンクリート基礎に開けてもらった穴のおかげかトイレの床下も湿気が来ている状態ではなかったので安心した。

この日は梅雨模様湿度はあったが気温はそれほど高くなかったので何とか無事点検と修理工事が出来た。