ツタの葉の紅葉
10月ももう中旬となりますます秋が深まってきた感じがする。家の周囲の田んぼもほとんど刈り入れが終わり稲の切り株が並ぶ景色が広がる。家の近くを散歩していると田んぼの真ん中に稲わらを積み上げた「にお」があるのを見つけた。子供の頃は秋の刈り入れの終った田んぼでよく見かけた風景だが最近はほとんど見かけない。コンバインなどで機械化が進み稲わらは裁断して田んぼにばらまかれるので稲わら自体が珍しくなっている。田んぼの向こう側の白山は今年の初冠雪はまだで青いシルエットだけが見えている。
秋が深まってくると紅葉が始まる。周囲の木はまだ青々としていてそれほど紅葉はしてはいないが、ツタの葉だけは部分的に紅葉が始まっていた。サクラやハナミズキやドウダンなども一部黄色くなり始めているがツタの場合は真っ赤になっている。ツタは葉に光沢があり枯れて黄色くなるのではなく、まだみずみずしい状態で真っ赤になるので近寄ってみると本当にきれいだ。
今年は町内の季節ごとの行事などもコロナの影響でほとんど中止となってしまったが自然の営みは全く影響なしで巡っている。人間社会はこれから年末に向けて慌ただしくなりそうだ。
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