能美ふるさとミュージアム/聖火展示
先月の17日に能美ふるさとミュージアムがオープンし、能美市の自然や歴史や民俗などが展示されている。先日見学に行ってみたが、体系的に資料が展示されていてなかなか興味深かった。
ふるさとの歴史は漠然と理解していたが、市内には2万年以上前の旧石器時代の生活の痕跡があることや、古墳時代には有力な権力者がいて日本海側では最大級の前方後円墳が作られ、他にもたくさんの古墳群があることから、古くから多くの人が生活できる豊かな土地だったこともよく分った。能美の地名が1200年前に既に誕生していたことも知った。
そんな出きたばかりの能美ふるさとミュージアム敷地内で、市主催の「賑わい創出イベント」が今日開催されていたので妻と出かけてきた。ミュージアムや地元をもっと知ってもらうというのが趣旨で、特設店では特産品の販売なども行われていたが、イベントの目玉は東京オリンピックの聖火リレーがちょうど能美市に到着していて、その聖火が午後から半日ミュージアム内で展示され一般に見学できるということだった。
ミュージアムに到着すると聖火を見るための長蛇の列が出来ていた。「えぇ~こんなにいるの」と思ったが行列の最後尾に並んだ。盛況でディスタンスも十分とれずやや密な状態だったが、屋外は風があったので大丈夫だったのかな。屋内に入ると1m間隔に足マークが床に貼り付けられていた。
1時間近く行列して対面した聖火は金属製のランタンに格納されていて前面のガラス部分から炎を見ることが出来た。聖火リレーに使われるトーチも隣に展示されていた。特設会場では市長と聖火ランナーとのトークショーが行われていた。聖火人気に利用した市の集客作戦は成功たようだった。
聖火リレーは今後各地をリレーされて東京に到着するのだろうが、コロナの第3波が来ていて世界中で拡大中で、国内でも増加傾向にある。東京オリンピックが来年無事開催できるのか心配になる。せっかく見た聖火が幻の聖火なってしまうかもしれない。
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