小松市松岡町の千恵子桜/2021
小松市布橋の十二ヶ滝から車で5分くらいの松岡町には「千恵子桜」と名付けられた大きな枝垂れ桜がある。毎年十二ヶ滝の桜を見に来た時にちょっと足を伸ばして千恵子桜も見に来ている。
千恵子桜の由来は桜の木の近くに設置された案内板に書かれているが、昭和28年にブラジルへ嫁いだこの集落の千恵子さんと言う女性に思いを母せて従兄弟が植えたものだそうだ。樹齢は約70年だが樹高17メートルの巨樹となっていて地域のボランティアの人たちに守られているとのことだ。
この大樹の桜は周囲に枝を張り巡らして花を咲かせているが、以前に比べると下の方の枝が少なくなって花も疎らな感じになっているのが少し心配だ。以前大雪で下の方の枝が折れたという話を聞いたような気がするが、樹勢の衰えとかでなければよいのだが。
千恵子桜は山間の奥まった集落にあるので、平地の桜よりは遅く満開になるのだが今年は同時に満開になったようだ。
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