夕方の農道ウォーキング
最近は木場潟ウォーキングより手軽に出来るので、家の周囲の農道を歩くようになった。先日秋晴れの晴天の日の夕方に農道ウォーキングに出かけた。日中の暑さも収まりそれほど汗をかくこともない。
出発した時は午後5時過ぎで周囲はまだ十分明るかったのだが、引き返し点を過ぎた頃から、太陽もかなり傾いてきて次第に周囲は薄暗くなってきた。途中の橋の所まで来るとちょうど西に延びた川筋の奥に夕日が沈もうとしていた。川面にも夕日が移り込んできれいな景色だ。
東の空を見るとまだ青味の残った空に浮かぶ雲は赤くなってみえる。
更に家に向かって歩き続けていると夕日はさらに沈み高架道路の向こうに姿を隠し始めた。完全な日没にはまだ数分時間があるが、夕焼けは更に赤みを増し周囲は一段と薄暗くなってきた。
テレビ番組のプレバトで知ったのだが、こんな秋の夕焼けを俳句の世界では秋夕焼(あきゆうやけ・あきゆやけ)というそうだ。「夕焼け」は夏の季語になるので秋の夕焼けの場合は頭に秋を付け、秋夕焼け(あきゆうやけ)とし、音数の関係で「あきゆやけ」とも読むそうだ。
「秋夕焼け」にはゆく秋を惜しむというニュアンスがあるそうで、今の時期の夕焼けを「あきゆやけ」と詠むには少し時期が早いのかもしれない。
いずれにせよ久しぶりにこんなきれいな夕焼けを見た。子供の頃これくらいの夕焼けになるまで外で遊びまわっていたことを思い出す郷愁を覚える風景だ。
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