大学病院からの転医
8年前に定期健診で病気が見つかり金沢の大学病院で治療をしてきた。比較的早期だったため、点滴投薬の治療を2年半ほど受けたら、血液検査などでもマーカーの数値が正常になりCT検査や内視鏡検査でも症状が見られなかったので、その後は経過観察のために年に数回検査のため通院をしていた。5年が経った頃には、完治ではないが寛解という状態になっていると主治医から言われた。
寛解とは、完治とは言えないけれど病状が治まって穏やかな状態ということだそうだ。ただ高齢になったり免疫力が落ちてくるとまた症状が出るかもしれない状態のようだ。そのため寛解となった後も年に数回検査で経過観察をしてもらっていたのだが、2~3年ほど前に主治医から転医の話があった。今後急激に悪化することもなさそうなので家の近くの病院へ転医して経過観察してもらうようにすればどうかと言うことだ。
家の近くの病院と言っても検査ができる病院は限定されてくる。いずれの病院も大学病院での診療科と同じ診療科がないが、検査が出来れば問題ないとのことだったので一応最初に病気を見付けてくれた病院にするつもりでいた。
ところが、主治医が転勤することになり転医の話も伸び伸びになって、新しい主治医が転医の話をし出した頃には、今度はコロナ感染症が拡大し始めたためまた延期になってしまった。2番目の主治医も2年で転勤になったが、ちょうどその頃に小松の公立病院に大学病院で受診していた診療科と同じ診療科が新設され3番目の主治医もそこへ転医することを薦めたのでそれに従うことにした。9月に最終確認のCT検査や内視鏡検査や生検をしたが特に問題となるものはなかった。そこで大学病院で紹介状とカルテやCDなどの入った角封筒を受け取り大学病院での治療は終了となった。
先月小松市の公立病院へ予約を入れて紹介状などを提出して受診してきた。常勤の先生もいて大学病院と同等の治療なども出来るそうで、万一再発しても問題なさそうだ。
金沢の大学病院への通院は、距離的にも遠いし道路も混雑しているので運転もたいへんだったので、ちょうど良いタイミングで近くの病院に転医出来て良かったと思っている。病気も完治ではないが、一生付き合っていくしかなさそうだ。
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近くに 診療科ができてよかったですね
私は 右目に 黄斑膜変性ができ、名古屋市内の大学病院に 経過観察で 通っていましたが、 白内障もあるということで 手術となりました
手術したので 経過観察は 近所で 見てもらえと 転院させられました
近所より 安心の手術で 大学病院に 会社から 紹介状書いてもらったんですが・・・・
何事も 確かな技術が求められます
投稿: uegahara | 2021年11月 6日 (土) 18時48分
コロナ禍で転医が1年後れなかったら同じ診療科のない病院へ転医していたことになり、
1年遅れたおかげで同じ診療科が新設された病院に転医することができ良かったです。
白内障の手術をしたんですか。手術後すぐに転医しろと言うのは厳しいですね。
私の場合は寛解と言われてからでも3年間面倒を見てもらえました。
大学病院は地域の先端医療を担っているので、先端医療のキャパを確保するためにも、
経過観察的な医療はなるべく地元の病院にまかせたいのでしょうね。
ちなみに私の妻も以前に白内障の手術をしました。人工のレンズを入れて近視が治ったと喜んでいましたが、最近は緑内障も出て通院しています。
投稿: いちろ | 2021年11月 7日 (日) 16時47分