パソコンのハードディスクの廃棄
パソコン(PC)のハードディスク(HDD)は本体に内蔵されているので、普通はそれほど目にするものではないが、我が家では以前から組立PCを使用していたのでPCのHDDの増設や交換作業などもよくしていた。そのため家には古いHDDがいくつもあり、大半は各PCのバックアップなどに使用しているものだが、もう不要なものもある。
HDD自体は接続方式が新規格化したり大容量化したりして進化しているので、PCのHDDもその時々の主流のものに交換し、古いHDDはデータのバックアップ用に再利用してきた。先日保管しているHDDを整理していたら古いHDDが2つ見つかった。接続方式がIDEと言う規格でかなり古いものだ。10年以上前のPCについていたものの再利用品だ。今持っているPCにもそのままでは接続できず、拡張用のアダプターを挿して接続していたものだ。
HDDの中身を確認してみようと拡張接続用のアダプター経由で接続してみると、1つ目のHDDは空っぽで何も入っておらず、もう1つのHDDはデータが読めずエラーが出た。表面のシールには内容物がメモしてあるがもう不必要なものばかりなので廃棄してもよいのだが、そのまま廃棄するのはデータが心配になる。特にエラーが発生したHDDは以前世話役をしていた自治会のPCのデータが入っているので、読み出せないとはいえデータは残ったままでは不安だ。
そこで分解して廃棄することにした。HDDの表面のネジを何本か外すと、パネルが外れHDDの円盤が現れた。固定してあるネジを外すと円盤が取り外せた。データはこの円盤に記憶されているので円盤を外してキズを付けてしまえば読み出しは不可能になる。スパイ映画などではこの状態からでも読み出せるのかもしれないが今回はそれほどの重要データでもないので問題ないだろう。
分解廃棄したのは3.5インチのHDDだったが、家には2.5インチのHDDのIDE規格の古いものもいくつかある。容量は20GB程度で15年以上前のものだし、いまならUSBメモリーでも16GBや32GBが当たり前なので利用価値もないし廃棄することにした。
PCのストレージも3.5インチHDDから2.5インチHDD、SSD、M.2SSD などと小型化大容量化していて接続規格も進化しているが、もうややこしくてついていけないようだ。
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お~なかなか 興味ある内容ですね
分解して 傷をつける なかなかですね
私はドリルで外から 穴をあけました
ディスクでの話で、会社はディスク製造の会社を 日本の会社に売却して
得た金で コンサルタント会社を買いました(コンサルタント会社は買収した会社の元役員・・優秀な方だった)
コンサルタント会社によって 大規模SIが推進されました
私は、この会社に出向して M&Aの経験もしましたよ・・いい経験でしたね
投稿: uegahara | 2021年11月24日 (水) 07時46分
最初の会社でSEをしていて、その後コンサルタント会社に出向していたのですか。
コンサルタント系のシステムインテグレーターの会社だったんですね。
M&Aまでコンサルするすごいですね。クライアントの経営全体をコンサルするんですね。
ハードディスクの分解は特殊なドライバー(先端が星形)が必要です。昔5本組のセットを購入したのが役立ちました。道具さえあればドリルで穴をあけるより簡単ですね。
喪中のハガキ受け取りました。お母さんが亡くなられたのですね。お悔み申し上げます。
投稿: いちろ | 2021年11月24日 (水) 22時14分