電動工具
DIY用の電動工具はいくつか持っているが、ほとんどがAC100V方式のもので、以前にDIY作業でどうしても必要になり購入した3000円~4000円くらいの安い物ばかりだ。バッテリー式の「インパクトドライバードリル」と言うのが以前から欲しかったのだが、いざ買おうとすると種類や規格が多すぎてどれを買ってよいか分からず買うのをためらっていた。
欲しいのはドリル(穴あけ)機能とドライバー(ネジ締め)機能を兼備する電動工具なのだが、この条件を満たす工具は「ドリルドライバー」と「インパクトドライバードリル」の2種類があり、バッテリー電圧についても10.8V、14.4V、18.0Vやそれ以上のものもある。
Youtubeで調べてみるといろいろと機種比較の動画があってなかなか参考になる。「ドリルドライバー」と「インパクトドライバードリル」の違いはドリルが主かドライバーが主かぐらいなので、私の場合木材のネジ締めを想定しているので「インパクトドライバードリル」が良いだろうと考えた。バッテリー電圧についてはDIY用とすれば14.4Vか10.8Vになるが10.8Vの方が価格が安い。そこでネット通販で10.8Vのバッテリーで駆動する「インパクトドライバードリル」を購入した。本体と充電器とバッテリー2個のセット品で9,910円だった。純正の10.8Vの新品バッテリを単体で2個買うとそれだけで9,000円くらいするのでかなりお買い得だった。
早速、昔作って今は使用していない植木鉢用の棚を解体してみた。20年ほど前にSPF材をネジ釘(コースレッド)で組み立てたもので60本ほどのネジ釘をドライバーを使って手で絞めこんだものだ。でも今回電動工具を使ってネジ釘を外してみると、ものの5分くらいで全部解体することができた。文明の利器の威力はDIYレベルでもすごいと思った。
あとは解体した木材を美化センターへ持ち込むために60cmくらいに切りそろえる必要があるが、以前に買った電動レシプロソーを使ったらこれもあっという間に切断することができた。
最近は高齢で体力が続かなくなりDIY作業などもあまりしなくなったが、電動工具は体力の限界を広げてくれるようなので、電動工具を使えばもうしばらく木工工作などもできそうだ。