町内の防災避難訓練
今週の日曜日町内の防災避難訓練が行われたので妻と参加してきた。毎年行われている避難訓練だがコロナ感染症の影響で中止となったこともあったが昨年からまた実施されている。
早朝に県内加賀地方を震源とする地震が発生したとの想定で朝6時半に防災無線放送があり避難を開始した。避難の準備をしているとスマホに地震速報が入ってきて能登で震度3の地震が実際に発生したようだ。
徒歩で一時避難場所に集合すると既に町内の人が100名ほど集合している。町内会長や防災士から非常食や水や薬など普段から災害に備えておくことが大切だとの話があった。また水が出ない場合のトイレの対策も大切だとのことで固化剤を使った自宅トイレの使い方の説明もあった。
最後に非常食のカップ麺とトイレの固化剤のパックが配られて解散となった。
最近は能登の先端で頻発地震が発生しているし、太平洋側での巨大地震の可能性も取りざたされている。地震ではないが台風も次々と日本にやってきて被害が発生している。8月4日の豪雨による小松市の梯川の氾濫被害もまだ記憶に新しい。
一時避難場所への集合も災害の種類によってはかえって危険な場合もあり、状況を見て自分で自分の命を守るという自助の意識が一番大切になるだろう。そのうえで周囲の人を助ける共助が大切になる。
この日は県が主導する防災訓練も川北町の手取川周辺で実施され、警察や消防関係など総員約7000名が参加して行われたが、行政による大規模な公助は避難・救助・復興のいずれのフェーズでも必要不可欠となる。