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2022年11月 9日 (水)

皆既月食

8日は皆既月食だった。テレビで盛んに言っているしYoutubeでもライブ動画が刻一刻と変化する月の様子を写している。今回は皆既月食と同時に天王星も同時に月に隠れてしまう惑星食も発生するということで同時に発生するのは442年ぶりとのことだ。

非常に稀な天王星の惑星食は置いとくとして、皆既月食もなかなか見られるものではないので家のベランダから写真を撮ってみることにした。高倍率のデジカメを準備したが天体撮影は三脚がないとブレてしまうので三脚に高倍率デジカメを取り付けてベランダに出て月にカメラを向けた。

以前にも月を撮ったりしていたカメラなのだがしばらく使っていなかったのでなかなかうまく撮影できない。室内に持って帰って調べたら「月モード」で撮影すべきところを「夜間撮影モード」に設定されていたので「月モード」に変更したらうまく撮影できるようになった。

撮影を始めたのは皆既食が始まった19時15分頃でベランダから見ると2階の屋根のギリギリのところに赤い月が見える。ズームしてみると月の上部がまだ少し明るいようだ。
Dscn4312

Dscn4301

 

皆既食が最大になる20時00分には肉眼で見ても探さないと分からないくらいに弱々しい光になっていて、カメラで写そうとしても月の光が弱すぎてカメラが反応しない。通常の月ならカメラにあらかじめ準備されている「月モード」で撮れるのだが、これだけ光が弱くなると「月モード」では無理のようなので、オート撮影をやめてマニュアル設定で撮ってみることにした。シャッター速度を2秒、絞りはズームした時の開放値のF5.3に設定して撮影すると何とか写すことができた。

Dscn4335


皆既食が20時42分に終わるので20時55分にまた撮影してみると部分食となっていて月の左側が明るくなり始めていた。ようやく地球の影から抜け始めたようだ。
Dscn4342

Dscn4346

 

今回の皆既月食は部分食も含めると86分間にわたって日本各地で見ることができたようだ。当地は18時頃は月は東の空の雲に隠れていたがその後雲がなくなって久しぶりの天体ショーを堪能することができた。

 

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