蠟梅(ロウバイ)
先日家の近くの農道をウォーキングしていたら、造園業の人が造園の際に使う樹木を養生のために植えている畑に黄色い花が鈴生りに咲いているのを見つけた。この畑は造園に使ういろいろな樹木が植えられているので時々外側から見ることがある。春にはトサミズキが咲いていたこともあるのでトサミズキにしては早いけどなあと思いながらあぜ道を歩いて近づいてみた。
よく見るとトサミズキではなく蠟梅のようだ。プラスチックでできたような肉厚で透明感のある黄色の花がたくさん咲いているし蕾もたくさんある。今の時期は辺りを見渡しても咲いている花は少ないので咲いている花があるとよく目立つ。
まだ1月なのでトサミズキが咲くのは早すぎだと思ったが、蠟梅にしても少し早すぎるような気がする。そこでネットで調べてみると早いものなら12月末頃から遅いものでも2月頃には咲き始めるようなのであながち早すぎるというわけではなさそうだ。
地元の神社の氏子総代をしていたころ神社の境内に1本の蠟梅を植えたことがあり毎年花が咲くのを楽しみにしているが例年花が咲くのは2月の終わり頃から3月はじめ頃だったのでそれが普通だと思っていたけれど神社の蠟梅の方が通常より遅いようだ。
そこで神社の蠟梅の様子を見てきたがまだ蕾の状態で蕾も固そうだった。
神社の蠟梅は成長が悪いのか樹高も人の背丈ほどしかないが、畑の蠟梅は日当たりも良くて肥料分も十分なのか4~5mくらいあり本来はそれなり大きくなる木のようだ。
以前からこの場所にあったのだろうけれど今まで全然気が付かなかった。例年1月は農道ウォーキングすることもあまりないので見逃していたのだろう。
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