物見山の桜と手取川堤防の桜
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県内でも数日前にソメイヨシノの開花宣言があった。金沢市内の標準木で数輪の花が開花したとのことだった。
数日前に行った時は木場潟公園では周回路沿いのソメイヨシノはかなり蕾が膨らんでいたもののまだ開花には至っていなかったが、早咲きの白い花の桜は満開になっていた。
周回路沿いの植え込みでは今は黄色のレンギョウと白色のユキヤナギが咲き誇っていて植え込み全体がそれぞれ真っ白になったりまっ黄色になっていたりしている。ちょっと前までは枯れ枝の塊に見えていたのだが、暖かさに合わせて一気に花を咲かせるエネルギーはすごいものだ。
南園地地では菜の花も黄色の花を咲かせている。
今回は黄色と白色の花ばかりになってしまった。
我が家の庭もいよいよ春本番に入ったようで毎年定番の花々が次々と咲き始めた。毎年同じ時期に同じように花を咲かせる。自然の壮大なマンネリズムと言えるかもしれないが、四季のある日本の季節の移ろいとも言えるだろう。
地植えの赤椿は次々と花を咲かせ始めたし、鉢植えの赤椿は花びらの痛みもなくきれいに咲いている。赤い斑入りの白椿もいくつも蕾ができて花が咲き始めた。
アシビは昨年木を一回り小さく剪定して花芽を切り落としたせいか花数は少ないが白い花の房を垂らしている。
沈丁花を見るといつもユーミンの「春よこい」の軽やかな旋律と歌詞が頭の中に流れる。華やかさはないがしっとりとした風情のある花だ。周囲に香も漂わせている。
前回まだ固い蕾だったミツバツツジも紫色の花を咲かせた。紫色が朝日に輝いている。
芍薬は冬には地上部分が全部枯れてしまったが最近地面から芽がたくさん出始めた。
家の近くの田んぼの中に造園業者さんが植木を養生しておく畑がある。時々外から見てみることがあるが花を咲かせる木も植えられていてたまに咲いている花に出くわすこともある。
先日農道ウォーキングをしていた時に見ると黄色の花がたくさん咲いているのに気が付いた。以前から今の時期に咲いているもので当初トサミズキかなと思いブログに載せたこともあるが、今回近づいてよく見ると山茱萸のようだ。山茱萸の木はこの畑に10本くらい植えられていて一斉に木全体に黄色い花を咲かせているのはなかなかのもので黄色の桜が咲いたかと思えるくらいだ。早速持っていたスマホのカメラでパチリ。
先日のお彼岸に墓参りに行った際、妻の父母のお墓の近くの畑にも山茱萸が咲いていた。毎年春のお彼岸の時に咲いているので今回も確認すると、木は小さいがちゃんと咲いていた。
木場潟ウォーキングに行くと帰りに時々道の駅「こまつ木場潟」に立ち寄ることがある。この道の駅の裏山はそれほど整備されているわけではなく自然のままに近いが遊歩道が作られていて高台に行くこともできる。
下の方には早咲きの桜の木が10数本植えられていて今真っ盛りに咲いている。木はかなり大きく遠目からも桜が咲いているのがよくわかる。桜の種類ははっきりとしないが早咲きで濃い目のピンク色の花などの特徴は河津桜に似ているが、花色が河津桜よりやや薄く終盤になると花の中心が濃い色になり河津桜ではないような気もする。
いずれにしてもソメイヨシノより2週間近く早く満開で見頃になっている。桜の下にシートを敷いて花見をしたい気分だ。
近くの水路にシラサギが餌を探して立っていた。東京では桜の開花宣言があったしこれからいよいよ春本番だな。
木場潟公園の梅林は普通咲きの梅が真っ盛りになっていて、源平咲きの梅も1本の木がきれいに紅白に咲き分けている。
梅に気を取られていると早咲きの桜も咲き出している。
一番華やかなのは河津桜でほぼ満開状態になっている。南園地に5本植えられているが、2本は1度枯れて植え替えられたようなので木はまだ小さく花も咲いていない。残り3本のうちの1本も花数は少ないので実際は2本だけが咲き誇っている感じだ。
南園地の河津桜
十月桜は昨年10月頃から咲き始めたが真冬の間は花も小さくて少なかったが暖かくなると同時に花の数も増え花も大きくなった。
十月桜
最近咲き出したのが公園内に1本しかない早咲きの白い花の咲く桜だ。品種名は分からないがかなりの大木でソメイヨシノより2週間ほど早く咲く。今はまだ数輪の花が咲いている状態なので東京のソメイヨシノの開花宣言の基準と同レベルだ。
3月も中旬に差し掛かって我が家の庭にも春がやってきた。紅梅を先頭に早春の花も次々と咲き始め冬枯れだった庭も少し華やいできた。
冬の花の山茶花はそろそろ花期も終わりに近づいているがまだきれいに咲いている。寒さに強いが真冬にはさすがに花は傷めつけられるが、これだけ暖かくなると花はのびのびときれいに咲いている。
2月末に咲き出した紅梅は満開となって枝全体に咲き誇っている。
クロッカスは梅の木の根元に置かれたプランタに植えられているが球根なので冬に地上部分が枯れてなくなってしまっても春には毎年勝手に芽を出して花を咲かせる。地面近くでひっそりと咲くので咲いていることに気付かないこともある。
白椿は10月頃から咲き始めて真冬の間も細々と咲き続けていたが暖かくなると花数が増え始めた。
ミツバツツジはまだ蕾だがかなり膨らんできているので1週間もすれば咲き始めるかもしれない。
白山市蝶屋地区の河津桜が満開に近い花盛りになっている。数日前にネット記事できれいに咲いているとあったのでそろそろかなと思っていたが、最近の20度超えの気温のせいで開花が一気に進んだようだ。
明日から少し天気も崩れそうなので今日見に出かけてきた。毎年見に行っているがいつもタイミングが少し早すぎて3分咲きや5分咲きの頃のことが多かったが今年は8分咲きくらいで濃い目のピンクの花が一斉に咲いているのは華やかできれいだった。
まだ梅が全盛の時期に桜のトップを切って蝶屋の河津桜が咲き始める。植えられて10年近くたって木も大きく太く育ち枝ぶりも見事になってきて50本の木か一斉に花を咲かせると壮観だ。すっかり桜の名所になってしまったようだ。
満開は1週間後くらいらしいが、気温が高めで開花が早くなっているので早くなる可能性もある。
3月2日の朝起きると喉の調子が何だがおかしい。毎朝起きると布団の中で「ウー」とか「アー」とか言いながら背伸びをしているのだが、この日は声を出したつもりだったが声が出ていない。代わりに「ハー」とか「ヒー」と言うような息の漏れるような音がする。どうなったのかと思い布団の上に座りなおして改めて「アイウエオ」と言ってみるがやっぱり声が出ていない。
喉は痛くないし熱もなさそうだし風邪やインフルエンザではなさそうだ。昨日までは声が出ていたのになぜ急に声が出なくなったのか理由がわからない。慌てて茶の間に行って妻に「声が出ない」と伝えようとしたが喋っても声にならず口からは「シャーシャー」という音しか出てこない。それでも何とか身振り手振りとわずかに出るハスキー音で声が出ない事を伝えた。ここで会話でコミュニケーションが取りづらいことに気付いて少々パニクってしまった。妻に何か喋ろうとしても口からは「シャーシャー」という音しか出ないので、しまいには妻に「うるさい! 喋るな」と言われる始末だ。
原因を考えてみたが、最近喉に痰が絡むことが多くなり痰を出そうとして強く咳払いをすることが増えてきたせいで声帯を痛めたのかもしれない。また痰を出しやすくするため使用していた吸入薬のせいかもしれない。それでもすぐに良くなるだろうと思い様子を見ることにした。
次の朝起きても症状は変わらないので病院へいくことにしたが、声が出ない緊急事態なので公立病院の耳鼻咽喉科が良いだろうと思ったが紹介状が必要な上予約も必要だった。そこで行きつけの医院に行って紹介状を依頼したがその日には書けないので直接公立病院に行ったらどうかと言われ行ってみたがやっぱり門前払いを食らってしまった。しょうがないので近くの耳鼻咽喉科医院へ行くことにした。
耳鼻咽喉科医院ではすぐに内視鏡を鼻から入れて声帯を調べてもらった。すると声帯の一部に白いポリープができていると言われ強い咳をすることで声帯の一部が固くなっているということだった。悪性のものではないのでしばらくすれば改善すると言われ、水分は多めに取るように言われた。強い咳を避けるため痰が出やすくなる薬を処方された。
咽頭ガンなどではなかったのでちょっとホッとした。
今日で声が出なくなってから4日目になるが、少しずつ自分の声が出るようになってきている。まっすぐ正面を向いて喋ると相変わらず声は出ないが、少し下を向き気味にして話すとハスキー声だが何とか会話ができるくらいに回復した。
それにしても普段何気なく話していることが突然できなくなると何んと不自由なことかと思い知らされた。それと病院や医院での対応もたらい回しされた感があって不満だ。今回の場合最初から近くの耳鼻咽喉科医院に行った方が良かったのかなあ~。
先日の小松天満宮に引き続き今度は小松市の芦城公園の梅を見に行ってきた。芦城公園は小松天満宮の庭と比べると何倍も広い。もっとも公園全体に梅の木があるわけではなく公園の東側の一角が梅林となっている。梅林は古くからあるので梅の木は大きいものが多い。
梅林から少し離れた場所に樹齢約150年の梅の古木があり、毎年濃いピンクの花を咲かせるが遅く咲く品種のようで今年はまだ蕾のようだ。
梅林の方へ進んでみると白梅や紅梅が咲き始めていて賑やかになっている。梅は品種によって咲く時期が異なるので、まだ蕾のものもあれば既に3分咲きくらいになったものもあり、早咲きの物ではややピークを過ぎて花ガラの目立つものもある。
加賀白梅
青軸梅
豊後梅
小梅 実を採るために栽培するところもあるそうだ。