自分も今年でいよいよ後期高齢者の仲間入りとなる。先日自動車免許証の更新のための「認知機能検査及び高齢者講習」の案内がきてちょっとガックリときた。
日本の男性の平均寿命は82歳くらいだそうなので平均寿命まで生きるとしても残り7年しかない。身の回りの物の断捨離もしなければと思っているが、その前に父母の遺品などなかなか処分できずにため込んでいる物の処分も必要だ。昨年あたりから父母関係の書類や書簡や陶器類などを順次処分してきたが一番困っているのは書籍類と写真アルバムだ。書籍類は当初2000冊ほどあり数百冊処分したがまだかなり残っていている。
今年になって父母のアルバムの写真を整理処分しようと思い立ったが一気に全部捨ててしまうというのも心情的になかなかできない。ネットで整理の方法を調べてみたら次のようないくつかの整理のポイントがわかった。
1.新しいアルバムを用意し必要な写真だけを移し後は捨てる。
2.写真を捨てる基準は
風景だけの写真、ピンボケ写真、人物が小さすぎる写真、全然知らない人だけの写真
は捨てる。同じ構図の写真は1枚を残して捨てる
上記のような判断基準で取捨を決めて行ったがこれがなかなか大変な作業となった。実際には捨てる基準に合っていてもそう簡単に捨てられないものも多い。また残すと判断したものも全部残すと数が多すぎる。そこで捨てる判断に迷った場合や、それほど重要でなさそうなものはスキャナーでデジタル化して保管することにし、新しいアルバムには移さず紙の写真は捨てることにした。
スキャナーは家にあるパソコン用のプリンターに付いているスキャナーを利用し、全部で600枚くらいをデジタル化した。古いアルバムは簡易の物も含めて30冊ほどあったが4冊の新しいアルバムにまとめ古いアルバムは処分した。当然写真をアルバムから剝がしたがアルバムの糊が固化しているものはドライヤーで温めながら剥がしたりでなかなか時間がかかった。剥がした写真は新アルバムへ移したり、スキャナーを取った後シュレッダーで処分したりした。
処分した古いアルバム全部で31冊
必要な写真はスキャナーでデジタル化したほかは新しいアルバム4冊にまとめた。新しいアルバムはA4タイプで表紙も台紙も薄いタイプなので嵩張らず保管もしやすい。
父母のアルバムはかなりのダウンサイズ化ができたが、今度は自分たち夫婦のアルバムも整理する必要がありそうだ。