茅の輪くぐり
地元の神社で茅の輪くぐりの行事が行われていたので、妻と神社に行って茅の輪をくぐって参拝をしてきた。神社では年間にいくつかの神事が行われるが、6月末と12月末には大祓(おおはらえ)と言って半年間の罪と穢れを祓い清める神事がある。
6月末に行われる大祓は「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」と呼ばれていて夏に向けて半年間の罪と穢れを祓い清めて無病息災を願う神事になっているが、この夏越の大祓に合わせて行われるのが茅の輪くぐりになる。
茅の輪くぐりには作法があって、左回り→右回り→左回りと8の字を描くようにそれぞれ正面で一礼して3回茅の輪をくぐって正面に戻り、最後に一礼をしてくぐって拝殿の方に向かうというものだ。その他にもくぐるときの足は左足からだとか、くぐるときに文言を唱えるとかいくつかの決まりごとがあるようだ。
拝殿前には人の形をした人形(ひとがた)という紙が置かれていて家族の名前と年齢などを書いて息を吹きかけたたり体を擦ったりして納めると6月30日の大祓の神事の際に神主さんがお祓いをしてくれるというので収めてきた。
この日は拝殿で琴の演奏の奉納が行われるとのことで拝殿に上がって琴の演奏を聴いてきた。地元で琴を演奏をしている一門の方たちの演奏だった。「六段の調べ」などの琴本来の曲の他に中島みゆきの「糸」なども演奏してなかなか盛り上がっていた。妻は以前琴を習っていたこともあり流派とか社中などにも興味があったようだ。