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2023年10月31日 (火)

自作PCのCPU&マザーボード交換修理

久しぶりにパソコンの修理をした。10年程前に自作で組み立てた高性能パソコンだったので愛着があるのだが、動作が不安定で突然フリーズして動かなくなったり、本来のLANポートが故障して外付けのLANアダプターを購入してLAN接続して使用していた。

ところが先日このパソコンのマザーボードをいじっていたら外付けのLANアダプターを認識しなくなりLAN接続しなくなった。色々調べたが原因が分からないし、インターネットに繋がらないパソコンなんて使い道のないただの箱にしか過ぎない。元々の機能は後継機に移行済なので処分するしかないかなと思ったが、自作組み立てなので愛着もありパーツなどを付け外しなどして遊ぶこともできるし性能もまだ使えるレベルだ。そこで不安定な動作のマザーボードを交換すれば直るだろうと思い調べてみることにした。

パソコンの頭脳のCPUチップは以前故障して廃棄したパソコンから取り出したものを使うことにした。今回の故障機のCPUより2世代新しいが、それでも10年前のCPUに合うマザーボードが売られているかが問題だった。

CPUは毎年新型が発売され、CPUを挿すソケットの形状は数年毎に変更されているので手持ちのCPUチップに合った形状のソケットのついたマザーボードが必要になる。当然CPUと同時期に発売された中古のマザーボードを捜すことになる。メルカリやヤフオクなどに中古品が多数出品されているがちゃんと動くものかは分からない。そこでAmazonや楽天のショップで探してみるとAmazonによさそうな中古品があったので購入した。製品は翌日に配達された。見た目は良さそうだ。

Dsc_0126

 

さっそく古いマザーポードをパソコンから取り外すことにしたが、何本も挿されているケーブルを全部新しいマザーボードに挿し直す必要があるため間違えそうな箇所は慎重に写真を撮りながら取り外した。

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取り外した古いマザーボード

Dsc_0130

 

新しいマザーボードにCPUやCPUファンやメモリーなどを取り付けた上でパソコン本体内に取り付け、ケーブル類を外す時に撮った写真や取扱説明書を参照しながら正しい場所に接続した。電源を入れる時はドキドキしたが何とかBIOS画面が表示されその後Windowsが起動した。それでもランプがついていなかったりファンが回っていなかったりメモリーがうまく認識していなかったりとトラブルはあったが問題点はほぼ解決した。LAN接続も内蔵アダプターが使えるようになった。

一番不安だったのはWindowsが認証されるかだった。マザーボードもCPUも変更しているので認証されない可能性があったが元々デジタル認証してあったのですんなりと通ったようだった。

性能をベンチマークで調べてみると現在のメインパソコンの半分くらいの性能が出ている。他の何台かの古いパソコンの2~3倍くらいの性能は出ているのでまだ十分使えそうだ。

Dsc_0137

 

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コメント

すごいの 一言です

OSは何をいれているのか 単独使用なのかな

ネット環境だと 今のOSは重たすぎるし 古いOSはセキュリティが心配だし

昔 日本橋で 試作品らしい カセット基盤を購入・流用して アンプを組み立てたが 難易度はPCのほうがたかいですね

製作当時は高性能だったのですが、たまにフリーズするなど動作が不安定なところがあってメイン機にはしていなかったPCです。

M/Bの交換作業自体はたいした工数ではないのですが、部品それぞれの規格を確認して規格の合ったものを揃えるのが一番大変でした。M/Bのサイズと取付穴位置、CPUの世代やソケット形状、メモリーの世代と容量、本体とM/Bを接続するケーブルのソケットやピン数などが適合しないと組み立てできません。

OSは当初はWin7でしたがその後Win10proに変更し、1年前にWin11proに変更したものです。Win11proへの変更はCPUが古くて公式には不可なのですが、MSが一部認めているチェックを回避する方法で変更しました。ただし以降は個人の責任と言うことになります。

カセット基板の流用でアンプを作るのは事前に回路の調査が必要で、かなり難易度高めですよ。いずれにしても実作業より事前調査の方が難しいですね。

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