こまつの杜の八重桜
小松駅の東側に「こまつの杜」と言う施設がある。名前の通り小松市は建機メーカー「コマツ」の創業の地で、以前小松駅の東側には小松工場があったがその後小松工場は他へ移転することになり大きな跡地が残ったが、この跡地の一部に「こまつの杜」が作られた。加賀の里山を再現したエリアやコマツの100年の歴史を振り返る「歴史館」や「未来館」などがありイベントなどが行われている。
以前地元の桜巡りをしていた際に八重桜が何種類か植えられていることを知り、以降は八重桜の時期には毎年訪れていたが、駅の東側エリアが新幹線の線路や駅舎の工事が始まり入り口や駐車場もよく分からなくなってしまったので直近3年間ほどは八重桜を見に行っていなかった。
新幹線は延伸区間の営業運転も開始され小松駅周辺の工事が終わっているのでもう大丈夫だろうとインターネットで「こまつの杜」の入口や駐車場を調べて出かけてきた。入り口は北側と南側の2カ所ありメインの北側入口から入ると中に大きな駐車場があった。これまでは駅のロータリーに短時間駐車して南側入口から入り八重桜だけ見て出ていたので全体を見ることはなかった。
今回は北側入口から入ったので里山エリアの桜を見ながら南に向かって歩いた。里山エリアにはまだ桜が咲いていた。葉も出ているので山桜系の品種かもしれない。
里山エリアを抜けると目の前に大きな建機が2台現れた。鉱山で使用されるダンプトラックと油圧ショベルで、以前はダンプトラックだけが展示されていたが油圧ショベルが追加されたようだ。2階建ての建物のような建機の大きさに圧倒されつつあまりの大きさに出てくる声は「あはははは」の笑い声しかない。油圧ショベルは土塁の上に乗っているので3階建ての建物のようだ。
建機の展示エリアの近くに八重桜ゾーンがある。3年ほど見ないうちに幹も枝も太くなって樹高も高くなっている。花は少し時期が早かったのか木全体が咲いている状態ではなく部分的に咲いている状態だ。種類によっても違っていて普賢象は蕾ばかりで全く咲いていなかった。定番の関山は部分的に咲いているが時期的には少し早いようだ。
桜の木に品種名が書かれた札が付けられていたので品種名と写真をアップする。
関山
八重桜の定番品種 葉は茶色っぽい色で桜餅に使用されている
一葉
花の中心の雌しべが葉のように1本飛び出しているので名前が付けられたようだ
紅華
名前の通り濃い目のピンク色
福禄寿
七福神の名前の付いた縁起の良い桜
梅護寺数珠掛桜
少し時期が早くてまだ大半が蕾だ
ウコン 花は薄い緑色をしている
御衣黄 花はウコンより緑色が濃くて葉の色と変らないくらいだ
« 神社の春祭りと庭の花 | トップページ | 木場潟の八重桜 »
「桜紀行」カテゴリの記事
- 木場潟の八重桜(2024.04.22)
- こまつの杜の八重桜(2024.04.18)
- 近場の桜巡りその4/2024(2024.04.13)
- 近場の桜巡りその3/2024(2024.04.11)
- 近場の桜巡りその2/2024(2024.04.10)
コメント