水芭蕉とカタクリの花の群生地
近隣の市の桜の名所を巡り歩いていると途中で桜以外の花が開花時期を迎えていて咲いている花に遭遇することがある。芝桜は桜つながりで桜巡りの記事の中で紹介したが、今回は芝桜以外で見付けた水芭蕉とカタクリの花についての記事になる。
小松市の布橋町の十二ヶ滝の近くに水芭蕉の群生地がある。毎年見に来ていて記事にしているが今年はどんな風かなと思い訪れてみた。上流からの小さな川の水が平坦になった場所で広がって湿地を作っているがこの場所に水芭蕉が群生している。数はそれほど多くはないが若々しい緑の葉に包まれて白い水芭蕉の花がいくつも見える。水芭蕉は標高の高い場所にあることが多く標高の低い低地で群生しているのは珍しいそうだ。
群生している湿地全体がイノシシ除けの電気柵で囲われているので湿地帯に入るには感電しないように電気柵を跨いで入る必要がある。一時期イノシシが根を掘り起こして食べる被害があり水芭蕉の数も激減したが電気柵のおかげで数も回復途中のようだ。
水芭蕉の群生地から車で北上すると5分ほどで正蓮寺町のカタクリの群生地に着く。群生地は小さな山の山裾に群生していて隣接する道とは柵で隔てられている。以前は1カ所入口があって柵内に入ることが出来たが、今は入り口は完全に閉鎖されていて柵の外からしか見ることができない。群生地に不法にゴミを投棄されることへの対策のようだ。
以前はもっと間近で撮影できたが今は柵の外からの撮影なのでズームを最大にしても大きく写せなかった。
この時期は桜の開花や満開の話題で一杯だが、足元の草花もしっかりと花を咲かせている。
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