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2024年7月18日 (木)

まるごと奈良博を見てきた

今石川県立美術館で特別展の「まるごと奈良博」が開催されている。奈良国立博物館が所蔵する国宝を含む仏教美術に関するコレクション約200点超が石川県立美術館で公開されていて、これだけ重要なコレクションが奈良国立博物館の外で公開されるのは初めてとのことだそうだ。
 
奈良国立博物館は明治28年(1895)に開館し、特に古都奈良の社寺に伝わった仏教美術の保管や展示につとめ、「奈良博」の愛称で広く親しまれてきていて、令和3年に開催された「奈良博三昧 至高の仏教コレクション」は分かりやすいて解説や親しみやすい展示を行って好評だったことから今回も小中学生にも分かる親しみやすい展示がされているとのことだ。
 
数か月前から地元新聞に「まるごと奈良博」の開催広告が載っていたので是非見に行きたいと思っていた。元々仏像彫刻に興味があり、以前は自分でも仏像を彫刻してブログに掲載したり職場の同好の人たちと奈良や京都の寺院巡りをしたりしていたが、最近は仏像や寺院巡りからも離れていたので久しぶりに仏教美術に触れたくなったわけだ。
 
事前にWEBで「まるごと奈良博」の資料を調べてみるとパンフレットの内容も学術的な堅苦しい表現ではなく少し砕けた調子の分かりやすい内容になっていた。また会場での展示品の撮影も一部を除いてOKと書いてあった。(フラッシュはNG)
Dsc05877  
Dsc05875  
 
当日は開館時間に合わせて行ったのだが美術館の駐車場は既に満車で近くの能楽堂の駐車場に止めるように係員に指示された。
Dsc05865  
 
美術館内では常設展示とは別に特別展として4つの会場が使われていてそれぞれ設定されたテーマに沿って仏教美術品が展示されていた。4会場に200点も展示されているので全部を同じモチベーションで見ることはできず自ずと興味のあるものはじっくり見て興味の薄いものはさっと見るようになってしまう。やっぱり仏像や仏画のところで足が止まってしまいじっくり見て写真も撮らせてもらった。
 
趣味で木造の仏像彫刻をしていたこともあるので仏像の中でも木造仏像が気になったが、特に次の4体の仏様が良かった。
奈良国立博物館のホームページで、撮影した写真のSNS投稿は営利目的以外ならOKと書いてあったので写真を掲載する。
 
十一面観音菩薩立像 重要文化財
Dsc05796
 
薬師如来坐像  国宝
Dsc05834
 
毘沙門天立像 
Dsc05841  
 
愛染明王坐像 重要文化財
Dsc05852  
 

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