木場潟に渡り鳥がやってきた
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庭の秋明菊が長い花茎を伸ばして先端に白い花を咲かせ始めた。秋の風を受けて花茎の先でゆらゆらと揺れながら咲いている。
秋明菊の花は可憐で優雅なのだが、植物としては雑草のように繁殖力が強く放っておくといたるところで土から芽を出して葉を茂らせ株を作って蔓延ってしまう行儀の悪い植物だ。夏の間はいろんなところに芽を出すが水不足などで枯れてしまって至るところに残骸が残ってしまう。花を咲かせるのはこんな状況で根を深く張って生き残ったものだけだ。
やや肉厚の白い花びらの花は作り物のようだ。花が咲き出したので根元の枯れた残骸を取除いて掃除をしたら花の見栄えが良くなった。
今年は夏を生き残って花茎が伸びている株が多いのでこれからもう暫く花が楽しめそうだ。
一昨日の夜はスーパームーンだった。スーパームーンって何んだったけと思ったがテレビの解説では1年で月が一番大きく見えることからそう呼ばれているようだ。秋の月と言えば中秋の名月だが今年は9月17日だったようだが、10月17日は満月だが地球に一番接近するので最も大きく最も明るく見えるスーパームーンになるそうだ。
月は地球を回っているがその軌道は楕円形で地球に近づいたり遠ざかったりしていて、平均した月までの距離は38万4400Kmだそうだがスーパームーンの時は35万7370Kmまで接近するそうだ。テレビで言っていたが小さい時と大きい時の差は1円玉と100円玉くらいの違いがあるそうだ。
最近夜に月を眺めることもなかったので久しぶりにベランダから月を見てみた。最初は19時頃の東の空を見たが月は出ているが薄雲がかかっていて少しぼんやりとしているがそれでも普段の月と較べると明るいようだ。
その後月が高く登った頃合いを見計らってまたベランダで月を見てみると雲も少し晴れて月も良く見えるようになった。望遠レンズ付きのカメラでズームして見ると少々雲はかかっているが雲は目立たなくなった。久しぶりにベランダから夜空を見上げたが、夜の空気はひんやりとしていて月見日和の夜だった。
せっかく望遠用のカメラを引っ張り出したしベランダにも上がったので調子に乗って更に月をズームアップして撮ってみた。手振れ補正機能は付いているが手持ちでの撮影はこの位が限界だ。ベランダの手すりにカメラを押し付けて固定しシャッターを切るがどうしてもブレてしまう。三脚を使えばもう少し拡大できるが手持ち撮影なのでこれで良しとしよう。
暑い暑いと言っていた夏が終わり、9月もそれなりに暑かったが台風や集中豪雨などで気温も次第に下がってきた。気が付けば10月で季節なりに肌寒い日も増え世の中の衣替えも進んだようだ。
今回の水彩画は暑かった夏の熱中症警報が連日出ていた頃に冷房の効いた部屋に籠って描いていた絵になる。あまり外出もできないので絵のネタに困ってしまうこともあったが普段よりは描いた枚数は多かったようだ。
水彩教室で最近話題になるのは水彩画用品の値上がりの話が多い。筆や絵具などはそれほど頻繁に買うものではないので多少値段が上がってもそれほど影響はないのだが、水彩用紙の値上がりはかなり財布に厳しい。教室で使っているAVALONのF6サイズの用紙12枚綴りは、以前は定価で4,100円程だったが今は定価で5,200円程になっている。先日画材屋さんへ行ったら今後更に900円程の値上げになると言われたので急遽1冊購入した。
F4サイズの用紙は枚数もよく使うのでしばらく前から定価2500円くらいの安い水彩用紙に変えているが自分に合った用紙がなかなか見つからない。水彩用紙は外国製のものが多いので円安の今はどうしても輸入品は高くなってしまう。対策としては画材屋さんが2ヶ月に1度行っている3割引きセールを利用するしかない。通常2割引がセール時は3割引きになる。
教室で描いた絵 2枚
リンドウとカーネーションの絵とトルコキキョウの絵
自宅で描いた花の絵 6枚
蓮池のハス
ミニ胡蝶蘭、ヒマワリ、トルコキキョウ、グラジオラス、カーネーション
木場潟の風景画 3枚
8月は一度も木場潟には行けなかったので7月頃の風景画
先日町内活性化協議会の主催で夕方に「TOWILIGHT LIVE」と称してアマチュアバンドによるライブ演奏が行われた。事前から行政放送などでの開催案内があったので知っていたが、当日はバンドの音楽の音が聞こえてきたので歩いて様子を見に出かけた。会場では5名のバンドメンバーがジャズ曲を演奏していて聴衆もバンドを取り囲むように思い思いに腰かけて演奏を聞いていた。
黄昏の中でジャズを聴くのも良いものだ。日中の暑さも収まり夕方は風もひんやりとしていて聴衆も長袖の服装の人が多かった。元々演奏会は1週間前に実施の予定だったのだがその時は雨天のため中止となり延期されていたがこの日は日中から快晴でちょうどよい開催日和となった。しばらく演奏を聴いていたがだんだん暗くなってくると西の空が夕焼けで赤くなっていることに気付いた。
西の空には雲はあるが秋の雲で高い位置にある鰯雲だ。夕日に照らされて空全体が赤くなっている。そこで演奏会場から離れて道路を西の方に少し歩いてみた。農道に入ると周囲に家はなくなり目の前に夕焼けのパノラマが広がる。日没してしまったのか雲の向こうにまだ太陽はあるのか分からないが地平線が黄色くなっている箇所が日没位置だろう。
夕焼けになっているのは西の空だけでなく真上を超えて東の空まで赤くなっている真上付近は雲が少なく青空が出ているが青空も紫色になっていた。
こんなきれいな夕焼けは天気の良い秋には時々あるのだろうが、夕方近くにはあまり外に出ないのでなかなか気付きにくい。この日は「TOWILIGHT LIVE」のおかげで黄昏時に外に出てきれいな夕焼けに出会った。バンド演奏は途中で抜け出してしまって申し訳なかった。