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ウェブログ・ココログ関連

2022年8月17日 (水)

ローカルブログサイトのSSL化と自己証明書

最近はWebサイトではセキュリティが強化されていて、多くのWebサイトではサイトを見に来たユーザーとの間で行う通信を暗号化する方式に移行している。通信を暗号化してセキュリティを強化することをSSL化といい、アクセスするサイトのURLアドレスが従来はhttp://で始まっていたが、SSL化するとhttps://から始まるようになる。

このブログを書いているNiftyのココログでも3年ほど前から自分のブログをSSL化できるようになった。SSL化しない場合ブログにアクセスすると画面に次のようなメッセージが出る。「サイトへ移動」をクリックすればブログ画表示されるが毎回こんな画面が出たらそのうちだれも見に来なくなってしまう。そこで私のブログも2年ほど前にSSL化した。

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昨年ココログに投稿した記事や写真をバックアップする目的で家のパソコン上にココログと同じ仕組みのブログサイトを構築した。公開はしていないので我が家のLAN内だけで利用できるローカルホストによるブログサイトだ。

昨年4月にココログの記事データと写真データをダウンロードして新しく構築したローカルのブログサイトにデータをインポートしたが、この時ココログからの記事データはすでにSSL化済みなので新しいブログサイトもSSL化する必要がでてきた。作業そのものは設定を変更するだけだったので問題はなかったが新しい問題が発生した。

ローカルブログサイトにアクセスすると次のようなメッセージが表示されて強制的に続行してもURL欄に「保護されていない通信」と赤表示されhttpsが取り消し線で消されている。サイトの証明書が正しくないと言っているようだ。
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そこで証明書について調べてみると、本来は信頼のできる認証サイトに有償で証明してもらうのだが、公開しない開発途中のローカルなサイトの場合自分で自分を認証する方法もあるようだ。でも仕組みはかなり複雑で良く理解できない上に設定もいくつもの設定があり、いろいろ試してみたが自己証明がうまくできずもう無理と半ばあきらめていた。とりあえず警告メッセージはでるもののローカルサイトは閲覧できるのでそのまま1年間ほど放置していた。

今年の5月頃にネットを見ていたら自己証明書を簡単に発行できる「mkcert」というソフトがあるとの記事を見つけて、紹介記事を読んで早速ローカルのブログサーバーにインストールしてみた。紹介記事の通りに操作していくとなんかスムーズに設定できた気がする。昨年四苦八苦していた難しい設定はほとんどなく難しいところは全部「mkcert」が引き受けてくれたようだ。

試しにローカルブログサイトにアクセスしてみると警告ページは表示されずブログの画面が警告メッセージも出ずに表示された。家のLAN内の別のPCやスマホやiPadにも設定をしたら警告なしにブログが表示できるようになった。

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2021年7月31日 (土)

ココログ記事のWordPressによるバックアップ

ココログでブログを書き始めてから早いもので10年が経った。これまでに投稿した記事数は2000件超となりアップした写真も8000枚以上になった。これだけ書き綴ってくると、駄文、拙文であっても私にとっては大切な財産になる。

ココログなどのブログサービスは私企業が行っている事業なので採算性が悪くなると他企業へ身売りされたり、最悪の場合は突然サービス提供が終了して閉鎖されてしまうことがある。実際にこれまでにもいくつものブログサービスが採算悪化を理由にサービス終了してきたし、ココログ自体も当初の企業から現在の企業へ経営権が移っている。

ココログについても今後永続的にサービスが提供されていく保証はないわけで、もしサービスが終了になった場合、新たなブログ投稿ができなくなるのは止むを得ないが、これまでに書き溜めた記事が突然全部消去されてしまう事態だけはなんとか避けたい。

このような事態を避ける方法としては記事をココログとは別の場所にバックアップ保存することが必要であり、これまでも自分のパソコンに保存する方法をいくつか試してきたが、単純に記事は保存出来ても過去記事の検索が出来なかったりで、活用できるようにはならなかった。やっぱり記事や写真を保存するだけでなく、ココログを使うような環境を自分のパソコンの中に再現してその中に記事や写真をコピーしてくる必要がありそうだ。

そこでネットでいろいろ調べてみると、自分のパソコンのハードディスク上に、「WordPress」というブログを管理するソフトウエアをインストールして設定し、ココログの記事や写真をインポートすることで、自分のパソコン上でココログと同等のブログ環境が作れるという記事を見付けた。かなり上級者コースの方法のようで最初はちんぷんかんぷんだったが、Google検索を駆使して調べながら少しずつ理解できるようになった。

手順的は以下のようなステップになる
1.自分のパソコン上に「Xampp」というソフトをインストールして「ローカルWEBサーバー」を作る。
2.次に「WordPress」というブログなどを作成・管理するソフトをインストールしてブログ作成環境を作る。
3. 次にココログから抜き出した記事データの中の画像URLをココログ参照からローカル参照に修正する。
4. 画像URLを修正した記事を「WordPress」へインポートする。
5. 別のソフトウェアでダウンロードしたココログ写真を「WordPress」へインポートする。


過去記事10年分を一括でインポートした後、ココログで新たには発生する新記事については自動で「WordPress」にインポートできないので、1ヶ月分くらいずつまとめて手動でインポートしてやる必要がある。


試行錯誤を繰り返しながら2か月ほどかかってなんとか、自分のパソコン上でココログのブログを再現できるようになった。家のWi-Fi範囲内なら他のPCからでもスマホからでも新ブログにアクセスできるようになった。

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検索ワードやカテゴリーによる過去記事の検索が出来るし、カレンダーからの過去記事表示も出るようになった。また写真ギャラリーも使えるので自作仏像の写真や水彩画の作品のギャラリーを追加して随時見ることが出来るようになった。まだ解決していない問題も残っているがとりあえずココログの動的なバックアップとしての機能は確保できたようだ。
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2017年6月28日 (水)

ココログのディスク容量オーバー

先日ココログの記事を書いて更新しようとしたら突然メッセージが表示されてココログのディスクの保存容量がないと言ってきた。保存容量のことなど気にせずに使っていたので容量に上限があることなど全く忘れていた。

Niftyの接続会員になっているのでココログは無料のベーシックコースを利用していたが、調べてみると最大容量は2GBとなっていて、現在の使用率が99.9%になっていた。記事のアップ途中で止まっているので、何かを削除して容量を空けないと処理が続けられない。マイフォトの不要な写真アルバムをいくつか削除したら何とか記事のアップ処理を完了させることができた。

今後どうしようかと考えてみると選択肢は3つほどある。
一つ目はココログの更新をやめてしまう。二つ目は過去記事の写真を削除して容量を空ける。三つめはココログの契約コースを容量の多いコースに変更する。

ココログはもう少し続けてみたいし、過去記事もそれなりに閲覧されているので過去の写真を削除すると不具合が出そうだし、結局コース変更しかないようだ。5GBの容量のプラスコース450円/月と10GBの容量のプロコース950円/月があるが、ひとつ上のプラスコースを選ぶことにした。月額費用が無料だったココログが450円+税分になるのは痛いがしょうがないかな。
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コース変更で容量は2GBから5GBに増えるが何年かするとまた上限に到達してしまうだろう。最近は写真をアップする枚数が増えているので、少し減らさないといけないし写真ファイルももっと小さくして残容量を長持ちさせることを考えないといけないようだ。




2017年3月 1日 (水)

ココログの迷惑コメント対策

半年ほど前からココログの投稿記事に、時々外国語の意味不明のコメントが付くようになった。英語の場合もあるがロシア語ぽい言語だったりそれ以外のどこの国か分からない言葉で書かれているうえに大抵リンクサイトのURLが貼り付けられていてどこかのサイトへ誘導している。気持ちが悪いのですぐに削除している。

どうして見も知らない外国から変なコメントが付くのだろうか。最近は新しい記事の2つに1つぐらい付くようになり先日の記事には2つも外国語のコメントが付いていた。人間が入力したものか機械的に大量に送られているのかよく分からない。

何か対策がないかココログのサポートのQ&Aで調べていたら、「付けられたコメントは承認するまで公開を保留する」という設定があったので、その設定にチェックを付けたら無条件で公開されることはなくなった。コメントが付くとメールで案内が来るので内容を確認して迷惑コメントなら削除し通常のコメントなら公開するようにしている。

でも最近は迷惑コメントの頻度が増えているようなのでもっと良い対策がないかココログのサポートで調べて見たら「スパム防止認証画像の表示設定」というのがあった。迷惑コメントが人間の入力ではなく機械的に送信されるような場合効果があるようだ。でも私のココログはデフォルトで既に「スパムの疑いのあるコメントに対して表示」にチェックが入っていたがそれでもすり抜けてくるのは自動送信でなく人間が入力しているのだろうか。

設定には他に「すべてのコメントに対して強制的に表示」と言うのもあるので試しに暫くこちらの設定で様子を見てみることにしよう。

お願い!!
コメントをいただいた場合「スパム防止認証画像」が表示されますので面倒ですがよろしくお願いします。また公開は認証方式に変更してありますので合わせてよろしくお願いします。

コメントを送信しようとすると下のような画面が表示されます。認証画像の文字はその都度変わります。下の入力欄に画像の文字を入力を入力し、「続ける」をクリックします。

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