自家製ブルーベリージャム
今年は順番の役回りという事で町内の老人会の役員が回ってきた。当初は受ける気もなく逃げていたが、人がいないとか言われて同年の数名で無理やり引き受けることになった。以前は町内には青年団とか壮年団とか女性会とか老人会とかが活発に活動していたが、昨今は、青年団は消滅したし、壮年団や女性会は加入人員の減少が問題になっている。老人会も新規加入者が減り既加入者も高齢により退会する人が増えているし、役員などは学年順に引き受けることになっているが辞退する人が増えていて存続自体に赤信号が出ている。
年度は4月から来年の3月までという事だが、引き受けてみると、なんだかんだと年間の行事が結構多い。町内の老人会の行事だけでなく上部組織の市老連支部の行事もあり、特に気候の良い6月や7月の行事が多いようだ。
最近参加した行事を挙げてみると
◆上部組織のグラウンドゴルフ大会への参加者募集
この他にもペタンク大会や保育園児とのさつまいもの苗植えや別のグラウンドゴルフ大会などの行事があったりでその世話も結構大変だ。当然総会の開催やそのための資料作成、領収書作成や会費徴収や会報の発刊なども行っている訳で、数人で分担しているが大忙しだ。
先日家の中でパソコンをいじっていたら外からきれいな鳥の声が聞こえてきた。これまであまり聞いたことのない鳴き声だった。確か前日にも同じような声が聞こえて外を見たのだが居場所は分からなかった。この日も鳴き声が聞こえたということは近くにしばらく滞在しているのかもしれない。
鳴き声はカラスやスズメやハトとは違うしウグイスの声でもない、高い音のキュルルとかキュルリとが特徴的でその他にもいろいろな声を出している。透明感のある高い鳴き声だが甲高くはなく丸みのあるきれいな声だ。
窓から外の声のする方を見ると向かいのアパートの屋根のアンテナに止まって鳴いている。姿は逆光でシルエットにしか見えないがスズメよりは少し大きいようだ。そこで高倍率撮影用のデジカメを持って外に出て写真を撮ってみることにした。このカメラは6~7年前に買ったものだが木場潟のカモ専用になっていて普段はあまり使っていない。
アンテナの上の鳥を狙って焦点を合わせるがアンテナの棒の陰になって姿がはっきりと見えない。
もう少し姿を見せてくれないかと思っていたら、急に飛び立って100mほど離れた別の建物のアンテナに止まった。角度的には先ほどよりはよくなって姿全体が見えるようになった。
アンテナの上をあっちこっち移動していたが今度はアンテナの一番高い棒の先端に止まった。これは邪魔なもののない良いアングルだ。この鳥は写されていることを意識してベストポジションに自分から移動しているみたいだ。
上の写真は背景が曇天だが、下の写真はレタッチソフトで曇天の背景を削除して青い背景を挿入してみた。青空をバックにしたようになっていい感じになった。
暫くこのアンテナ上でウロウロしていたが、突然飛び立って私が撮影している目の前の電線に止まった。やっぱりこれはうまく撮ってくれと言っているに違いない。ほんの10数メートル先にいるので望遠ズームはいらないくらいだ。下から見上げているのでお腹の下までよく見える。
遠くにいるのを望遠で見ていた時は色合いまでは分からなかったが近くで見るとなかなかカラフルな鳥だ。スズメの2回りくらい大きいようだ。その後どこかへ飛んで行ってしまった。
撮影後家に戻りパソコンに写真を撮り込んでレタッチソフトで明るさやコントラストや彩度などを調整してみると当初薄暗く映っていた写真が明るくはっきりと見えるようになった。よく見るとカラフルできれいな鳥だ。頭から背中にかけてはコバルトブルーで背中から尻尾にかけては濃い青か黒色で腹はオレンジ色のようだ。早速グーグールの画像検索をしてみるといくつもよく似た姿の鳥がヒットしてきた。鳥の名前は「イソヒヨドリ」というようで日本全国に広く分布している鳥のようで姿もきれいだが鳴き声も美声だと書かれていた。
日本全国にいる鳥だそうだがあまり見かけたことがないというか見かけていても気付いていなだけだったのかもしれない。
北陸新幹線が金沢まで開通して3月14日で10年が経過し今年で10周年になり、昨年の3月16日に敦賀までが延伸開業し1周年となる。また、昨年の3月13日に「トレインパーク白山」がJR西日本白山総合車両所に隣接して開業しこれも1周年になる。「トレインパーク白山」は新幹線を中心に展示を行う博物館の愛称で、正式名称は白山市立高速鉄道ビジセターセンターという。
内部には鉄道の技術や歴史を紹介する展示、車両整備の様子を見学できるエリア、子どもあそびエリアなどがあり、屋上展望室エリアでは建物のすぐ横を時速260kmで走り抜ける北陸新幹線も見られ、大人から子どもまで楽しく学べるスポットとなっている。また隣接する白山総合車両所とは4階の通路で接続されていて新幹線車両の点検・整備の様子などが見学できる。
3月21日は妻の金沢の病院への通院日で朝一の検査・診察予約だったので朝早く出かけたが10時過ぎには終わり時間が余ったので、以前から行ってみたいと思っていたトレインパーク白山に行くことにした。翌日からは1周年記念のイベントが行われることになっていて準備作業が行われていたがイベントとはちょっとタイミングが合わなかった。
建物は北陸新幹線の車両のデザインをイメージしたストライプが入っていた。建物の写真を撮り忘れたので白山市公式ホームページより写真を拝借した。
5階の屋外で新幹線の通過するのを待っていたが風が強くて新幹線が少し遅れているとのことだった。強風の中少し待っていたら敦賀方面から新幹線がやってきたがカメラを構えていたがあっという間に通り過ぎて行った。3回シャッターを切ったが1回目は遠すぎで、2回目はうまく撮れたが、3回目はもう目の前だった。
これがベストショットかな。
4階から連絡通路を渡って白山総合車両所内での新幹線車両の点検整備を見ることが出来る。新幹線2編成分がすっぽりと入ってしまう大きな整備工場の一部を見学することが出来た。
4階の連絡通路でも新幹線の通過が見られるので今度はこの場所で待っていた。今度は金沢方面からやって来るということで、カメラを高速連写モードにして待っているとライトをつけた新幹線が近づいてきたのでシャッター押すと連写が始まり、押し続けたら完全に通過するまで連続でシャッターが切られていた。でも4階での撮影は防音壁が車両を半分くらい隠してしまっている。写真を撮るなら5階で撮る方がよさそうだ。
3階はキッズエリアになっていたのでちょっと覗くだけですぐに1階の「新幹線学びと体験エリア」に移動した。
新幹線の車輪回りの実物が展示されていた
運転シミュレーターで子供たちが新幹線の運転を体感して楽しんでいた。
昨年8月に軽井沢旅行に行った際に初めて北陸新幹線に乗った。一度乗ってみると親しみが感じられるようになり「トレインパーク白山」を見てみたくなり見学してきたような次第だ。
先週は今季最強の立春寒波が日本列島を覆いつくした。今年の立春は2月3日だったが、立春を過ぎた頃から強い寒波が来て北海道や東北地方でも大雪のニュースがテレビで報じられ積雪量は例年と比べてもかなり多いようだ。西日本や九州でも積雪のニュースが出ていた。寒波は4日頃から始まり昨日あたりまで続き途中中休みの晴れ間が出たこともあったがほとんどは曇天で雪模様の天候だった。
私の住んでいる石川県でも何度も大雪警報が発令されていて連日降雪があり毎日玄関前や車庫前の除雪をしていたが、天気予報で言われているほどの降雪量はなく少しほっとしている。積雪は最大でも40センチほどで今は20センチくらいまで減っている。
庭は久しぶりの雪化粧となったが庭の木は雪を被って枝がしなっていたので枝が折れない様にスコップなどで枝の雪を払い落としてやった。
これだけの雪景色はなかなかないので、水彩画の題材を探してカメラを持って防寒装備をして町内を一回りしてきた。雪が降っている最中に街中を歩き回るということは最近はほとんどない事で歩き回るのは寒くて大変だったが意外と新鮮な感じだった。雪が雑然としたものを隠してくれるので普段見ている景色がすっきりと見えることもある。何十枚か写真を撮ったが何枚か絵の題材で使えそうなものがあった。
最近の天気予報はかなり正確になって大きく外れることはなくなったが、テレビの報道では特定の地域の最悪の状況を強調し過ぎて、その地域全体がそのような状況だというような報道が多いような気がする。