東京の桜が満開になったとニュースで言っていたが金沢の桜も満開になったと昨日のテレビで言っていた。私は毎年桜の季節には小松市・能美市の近隣の桜の名所を何カ所か巡り歩いているので、今年も桜の情報が気になる。全体的には満開一歩手前まで来ているようだが、昨日は午後夕方から雨になる予報も出ていたので、例年と同じ箇所を訪ね歩いてみることにして午前中からカメラを持って出かけた。
まず一番最初に訪れたのは小松市布橋にある十二ヶ滝で、山間ではあるが比較的平坦になった地形に突然落差3mほどの滝が出現する。周囲には元々あった桜の大木の他に新たに植えられた桜もあり樹齢20年ほどたって立派になっている。滝を囲むように桜があり上流の川沿いにも植えられていて一番気に入っている桜スポットのひとつだ。
次に向かったのは5分ほど離れたところにある松岡町の千恵子桜だ。大きな枝垂れ桜で樹齢は74年になり山間の集落の民家の横に立っていて遠くからでも集落の屋根越しに桜が見える。名前の由来は下の写真の説明の通りだが今もボランティアの人によって大切に維持管理されているそうだ。
次は十二ヶ滝の下流の小松市大野町地内の梯川の土手の桜並木に向かった。桜は土手の土が流れるのを防ぐために植えられているのだろうが水辺と桜は相性が良いようでこの場所の桜も生き生きしている。川の上に枝を伸ばしても邪魔にならないので自由に枝を伸ばしている感じだ。
桜巡りはまだ続くが今回のブログはここまでで以降はその2・その3で掲載予定。
先日は白山市蝶屋地区の河津桜を見てきたが、木場潟南園地の河津桜もちょうど咲く時期になっているので昨日木場潟ウォーキングに出かけてきた際に立ち寄って見てきた。蝶屋地区の数100mに及ぶ桜並木と比較するとはるかに規模は小さいが、ウォーキングコースの途中にありウォーキングのたびに蕾が大きくなる様子を見ているので愛着がある。
桜の木は5本植えられたが1本が枯れてしまいもう1本も枯死寸前から復活中だが小さいままで花を大きく咲かせるのは残りの3本だ。花は7分~8分咲きと言ったところだろう。蝶屋地区のものはまだつぼみが多くて全体に茶色っぽかったがこちらの方は全体にかなり開花しているのでピンク色がきれいだった。
木場潟も河津桜が咲き出すと一気に春めいてくる。冬枯れの景色に色彩が戻ってくる感じだ。柳の大木は先端に新芽が萌え始めていて枯れ枝状態から少し黄緑色になっている。
ちょっと前まで湖面を覆うようにいた水鳥もすっかり数が少なくなったようだ。そろそろ北へ帰り始めたようだ。日本海側の海岸線を北上して途中の潟や湖で休みながらシベリアの方へ飛んでいくのだろう。
春と言えば木場潟の西側を通る北陸新幹線が3月16日に敦賀までが延伸開業となる。開業になれば頻繁に通過する車両を見ることになるが、今日は試運転中の新幹線の先頭車両を写真にとることができた。
この後は2週間ほどすると早咲きの桜が咲き始めその次にはソメイヨシノが咲き始め一気に華やいだ春の装いになる。新幹線の開通で観光客の数も増えるだろう。
河津桜で有名な静岡県の河津町では河津桜の最盛期も過ぎたようだが、県内ではいつも半月ほど遅れて咲き出すので今年もそろそろ咲き出しているかなと思い白山市の蝶屋地区にある河津桜の名所に出かけてきた。河津桜は早咲きの桜で本場の河津町では2月初旬から3月初旬下旬が開花時期になっているが石川県では3月初旬から中旬にかけて開花するようだ。
10年前に蝶屋地区に名所を作ろうと川沿いに50本の苗木を植えたのが始まりで今では苗木も育ち枝を大きく張り出すようになった。ここ数年は毎年見に来ているが川沿いの桜並木が堂々と咲き誇るようになってきた。
訪れた日は開花は5部くらいで係員の人に聞いたら満開は14日頃と言うことだった。この日は曇り空だったのとまだ蕾が多くて全体に茶色っぽい印象だったが、満開近くに咲いている木もあり咲いている花は華やかできれいだ。