仏像彫刻/阿弥陀如来の彫刻-3
昨年知人の大工さんからきれいなヒノキの角材をもらったのがきっかけで、阿弥陀如来差座像を作ってみようと思い立って昨年8月初旬から作業を開始した。ブログにも制作過程をシリーズで載せるつもりで、第一回目は8月21日付の記事をアップした。当初は作業も順調に進みシリーズの2回目も9月上旬にアップしたが、その後は彫刻作業もブログのアップも停滞してしまっていた。
彫刻作業の停滞の原因は、彫刻中に彫りすぎてしまった箇所をどうやって修復しようかと迷っている間にだんだんモチベーションが下がってしまい、ほったらかしになってしまったことにある。下の写真は昨年8月下旬頃のもの。体の中心線が定まらずバランスが崩れているので、罫線を引いたベニヤ板の上に乗せて区割り線を正確に入れ直しているところ。
今年3月までほったらかしにしていたが、少し制作を進めなければと彫り進めて、かなり仏像らしくなってきたところ。4月に入ると桜の追っかけに忙しくなって仏像彫刻はまたまた棚上げになってしまった。
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今年の7月中旬以降は酷暑続きで、外出すると生命の危険を感じるような暑さのため、ウォーキングにもほとんど出かけず冷房を掛けた室内で過ごすことが多くなったが、こんな時こそ仏像彫刻だと制作に精を出したので、作業は一気に進んで仏像本体はほぼ完成の状態になった。まだ台座も光背も出来ていないので、きれいな角材の上に仮置きしてある。
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台座も光背も作りたいが材料の入手から考えなければならないので、こっちの方もまたしばらくかかりそうだ。